⾼尿酸⾎症・痛⾵

⾼尿酸⾎症・痛⾵

高尿酸血症・痛風とは?

高尿酸血症・痛風とは?

高尿酸血症・痛風は、血液中の尿酸値が異常に高くなることで起こる疾患です。痛風は「風が吹いただけでも痛い」と言われるほど激しい関節痛が特徴で、多くの場合、足の親指の付け根に突然の激痛が現れます。

尿酸は新陳代謝によって生じるもので、通常は尿と一緒に体外へ排出されます。生成される量が多すぎたり排出がうまくいかなかったりすると血液中に蓄積し、「高尿酸血症」の状態になり、激痛を伴う「痛風発作」を引き起こすのです。

高尿酸血症は痛風発作を引き起こすだけでなく、腎機能障害や尿路結石、さらには心血管疾患のリスクを高める重要な生活習慣病の1つです。特に循環器疾患との関連が深く、高血圧や動脈硬化の進行に影響することが知られています。

健康診断で尿酸値が高めと指摘された方や痛風発作を経験した方は、新中野駅から徒歩3分・杉並東高円寺・和田からも近い新中野なべよこ内科へご連絡ください。

高尿酸血症・痛風の原因

尿酸の排泄機能が低下しているタイプ

腎機能の低下や遺伝的な体質により、腎臓からの尿酸排泄機能が低下しているタイプです。高尿酸血症の原因のなかでも大部分を占めています。

尿酸の産生が過剰なタイプ

尿酸産生の原因となるプリン体の多い食事の摂りすぎ、アルコールの過剰摂取、激しい運動、肥満などが原因で、体内で尿酸が作られすぎることによって発症します。

高尿酸血症・痛風の症状や合併症

痛風の特徴的な症状

足の親指の付け根や足首、時には膝に激痛が走り、赤みや腫れ、熱感を伴います。程度によっては歩行が困難となる場合もあります。

合併症

高尿酸の状態が長引いたり放置したりすると、痛風発作だけでなく以下のような深刻な症状を招く可能性があります。

尿路結石

尿酸が腎臓や尿管で結晶化し、結石を形成します。激しい腰痛や血尿を引き起こし、場合によっては尿の流れを阻害して腎機能に影響を与えることがあります。

腎障害

長期間の高尿酸血症により腎臓の機能が徐々に低下し、慢性腎臓病へと進行する可能性があります。進行すると透析治療が必要となる場合もあり、早期からの管理が重要です。

動脈硬化

高尿酸血症は血管内皮を傷害し、動脈硬化を促進します。これにより心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患のリスクが高まるため、他の疾患管理も含めた包括的な管理が必要となります。

高尿酸血症・痛風の検査

血液中の尿酸値を測定します。7.0mg/dL以上で高尿酸血症と診断されます。血液中の尿酸値が高くなることで結晶となり、それが関節に蓄積することで痛風発作を引き起こすのです。

高尿酸血症・痛風の治療

高尿酸血症・痛風の治療は痛風発作の治療のみでなく、腎障害や心疾患の予防も目的としています。新中野なべよこ内科では生活習慣の改善を目指した指導を中心に、必要に応じて薬物療法を行います。

生活習慣の改善

アルコールをはじめ、エビやカニ、イカなどのプリン体を多く含む食品の摂取を控えましょう。野菜や海藻類はプリン体の吸収を防止する働きがあるため、積極的に摂取することをおすすめします。また、水分を積極的に摂取することでも尿酸の排泄が促されます。

薬物療法

高尿酸血症の治療薬には大きく分けて2つのタイプがあります。どちらのタイプを使うかは、尿酸値が高くなっている原因や腎機能の状態などを考慮して決定します。

  • 尿酸の産生を抑える薬:体内で尿酸が作られる量を減らします。
  • 尿酸の排泄を促す薬:腎臓から尿酸が排出される量を増やします。
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