当院が大切にしていること

生活習慣病はこれまでの生活習慣が影響している病気だからこそ、予防できる病気でもあります。大学病院で20年以上にわたり重症の心疾患の患者様を診てきた経験から、「重症化する前に来てほしい」という強い想いがあります。
新中野駅から徒歩3分・杉並区東高円寺・和田からも近い新中野なべよこ内科では、何よりも「患者様のお話をじっくりお聞きする」ことを大切にしています。まず患者様の症状や不安をお聞きした上で、お一人おひとりの状況に合わせた治療方針をご提案いたします。画一的な治療ではなく、患者様の生活環境や価値観を理解した上で、無理なく継続できる生活習慣改善と治療を一緒に考えていきましょう。
循環器専門医として将来の心筋梗塞や脳梗塞を防ぐという明確な目標を持ち、そのために「今、何をすべきか」を患者様と共有しながら診療を進めています。
循環器専門医による管理・治療
「要経過観察」の方へ専門的に対応
高血圧、脂質異常症、糖尿病などで「要経過観察」と判定された方を対象に、循環器専門医として将来のリスクを見据えた早期介入を行います。「まだ症状がないから大丈夫」ではなく、動脈硬化が進行する前の段階から適切な管理を開始することで、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患を予防します。
3ヶ月後、6ヶ月後といった適切なタイミングでフォローアップを実施し、数値の変化を細かく追跡。必要に応じて早期からの治療介入により、将来の心疾患のリスクを軽減します。
こんな方はご相談ください
- 血圧が高いと指摘された
- コレステロール値(LDL・HDL・総コレステロール)の異常を指摘された
- 中性脂肪が高いと指摘された
- HbA1c・血糖値が高いと指摘された
- 尿糖が出ていると指摘された
- たんぱく尿・尿潜血を指摘された
- 尿酸値が高いと指摘された
- 肝機能の数値(AST・ALT・γ-GTP)の異常を指摘された
- 腎機能低下・腎機能障害(クレアチニン・eGFR)を指摘された
- 心電図異常を指摘された
- 貧血を指摘された など
循環器専門医による予防医療

大学病院で20年以上にわたり重症の心疾患患者様を診てきた経験を活かし、「重症化する前の予防」に特化した診療を行います。心筋梗塞や心不全の患者様を数多く診てきたからこそ理解できる、生活習慣病管理の重要性と緊急性を踏まえた治療方針を提案します。
単に数値を下げるだけではなく、血管の動脈硬化を防ぐという明確な目標に向けた治療により、患者様の健やかな将来を守ります。急性期医療の現場で培った専門知識を予防医療に応用することで、より効果的な生活習慣病管理を実現しています。
個別的な薬物療法
循環器専門医として数十種類の降圧薬、コレステロール治療薬を扱ってきた豊富な経験により、患者様お一人おひとりの病態に最も適した薬剤を選択します。一般的な内科診療では画一的になりがちな処方を、循環器専門医の視点から個別性を重視した治療に変えることで、より効果的で副作用の少ない薬物療法を提供します。
患者様の体質、疾患、副作用歴を総合的に判断し将来的な疾患の予防を最優先とした薬剤の選択を行います。副作用が気になるといったお悩みにも、豊富な選択肢の中から最適な代替案をご提案いたします。
専門医による連携診療

院長である循環器内科専門医と腎臓内科専門医による連携により、心臓と腎臓の密接な関係を踏まえた総合的な生活習慣病管理を行います。高血圧や糖尿病による動脈硬化は腎機能低下を招き、逆に腎機能低下は心血管リスクを高めるという悪循環を専門医同士の連携により予防します。
血圧を下げる際にも腎臓の保護作用のある薬剤を選択し、腎機能に応じた薬剤の調整を行うなど、単科では困難な細やかな管理を実現。将来の透析予防と心疾患の予防を同時に目指した包括的なアプローチを提供しています。
睡眠時無呼吸症候群にも対応
生活習慣病と密接に関わりながら見過ごされがちな睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、循環器専門医として積極的な診断や治療を行います。無呼吸が血圧上昇や心臓病悪化の原因となることから、簡易検査からCPAP療法まで対応し、生活習慣病の根本的な改善を図ります。
従来は耳鼻科や呼吸器科で診ることが多かった睡眠時無呼吸症候群を、循環器疾患との関連性を重視した観点から治療することで、血圧改善や重症心疾患のリスク軽減につなげます。
通いやすい便利な立地

新中野駅から徒歩3分で、杉並区東高円寺・和田からも近い便利な立地により、働く世代の方々の継続的な生活習慣病管理をサポートします。従来の「家の近くのかかりつけ医」ではなく「職場の近くで生活習慣病を管理する専門医」という新しいニーズに応えています。忙しい現代人のライフスタイルに合わせ、無理なく継続できる生活習慣病の管理を実現しています。
細やかな検査体制
24時間・1週間ホルター心電図、心エコー・頸動脈エコー・腹部エコー・甲状腺エコー検査など、循環器疾患に関連する検査を院内で実施します。血管系・心臓系を専門とする経験豊富な技師による精度の高い検査により、生活習慣病による血管や心臓への影響を詳細に評価します。
HbA1c、コレステロール値、BNP(心不全マーカー)などの血液検査データは即日で結果をお伝えできるシステムを導入。当日に検査結果を踏まえた治療方針の決定が可能で、患者様の不安軽減と迅速な治療開始につながります。
アップルウォッチ外来による不整脈検出も実施しており、日常生活における心電図の変化の把握も可能です。
実践的な生活指導

循環器専門医として医学的根拠に基づいた、具体的で実行可能な生活指導を実施します。パンフレットを活用しながら「塩分はどの程度控えるべきか」「どの食品にどのくらい塩分が含まれているか」など、患者様の日常生活に直結する具体的なアドバイスを提供します。
画一的な指導ではなく、患者様の普段の食事内容をお聞きした上で個別のアドバイスを実施。「この調理法がおすすめ」「この食品は控えめに」といった実践的な指導により、無理のない生活習慣改善をサポートします。
医療連携ネットワーク
高度な検査や専門的治療が必要な場合には、杏林大学病院をはじめとする連携医療機関へ紹介します。CT、MRI検査が必要な際や、心臓カテーテル検査、心臓手術が必要と判断される場合には、迅速かつスムーズな紹介体制を整えています。
院長の大学病院での長年の経験と人的ネットワークを活かし「この症状なら、この専門医」という的確な判断により、患者様にとって最適な治療への橋渡しを行います。紹介後も当院での継続的な管理を行うことで連携体制を維持しています。
包括的な生活習慣病管理

若年層から高齢者まで、幅広い年代の生活習慣病に対応します。若い世代には「症状が出る前の予防」の重要性をお伝えし、中高年には「より厳格な管理」により重篤化を防ぎ、高齢者には「安全で継続可能な治療」を提供します。
それぞれのライフステージに応じた治療計画により、患者様の健やかな人生をサポート。経験豊富な看護師との連携により、患者様とのコミュニケーションを大切にした風通しの良い診療環境を提供しています。